翻訳雑感、読書、手芸など


by ars_marloowe_june
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ヘンリー・ジェームズ

ヘンリー・ジェームズの小説は、美と繊細さが前面に出てはいるものの、
実際はといえば虫をも殺さないでいる印象を与える人物がひどく腹黒かったり、
悪意に充ちていたりする。推理小説でこんな善い人が犯罪を犯すはずが
ないという人物が本当の犯人だったりするのと似ている。
半分以上も読み進まないと、意外な人物が策略を練っていることが分からない、
気付かれないような書き方をされている。

どうやら作家ヘンリー・ジェームズ自身がかなりの策略家だったらしいのだ。

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ヘンリー・ジェームズばかりが、策略を練っていたわけではないが、矢張り
目立つのだ。ジェームズの心の闇を描こうとしたのはMiranda Seymour。

ジェームズは文壇の大御所だった。
そこで、当然ながら、ジェームズが庇護する者、お気に入りがいた。
ジョセフ・コンラッドとスチ-ヴ・クレインだった。
しかし、飴と鞭とを使って、この二人を苛めていたらしい。

愉快(?)というか興味深いのは、イーディス・ウォートンが作家として売れていた
ので、羨ましがっていたことだ。般ピーからすれば、ジェームズも羨望の的だろうが・・・。

また、ジェームズは彫刻家のヘンドリック・アンデルセンと詩人のロバート・
ブルックにも熱を上げていたそうだ。

以上は、アマゾンで見たこの本の紹介から。
詳細は読んでからご報告いたします。
by ars_marloowe_june | 2007-02-25 06:05 | 読書