翻訳雑感、読書、手芸など


by ars_marloowe_june
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Ray Monkの『ラッセル伝』

去年から始めたのはRay Monkのラッセル伝の翻訳。
夏休み頃から力を入れたが、10月下旬頃、一気に疲れが出た。
(第二巻は500頁ほどある。253頁のところで停まってしまったまま。)

Ray Monkのラッセル伝は、それまで充分に取り上げられることの
なかった論理学者としてのラッセルを扱っているだけでなく、他の
ラッセルの伝記作家たちの不足を補うものとなっている。
一言で言えば、Monkの伝記は偶像破壊的。
特に第二巻の方は、ラッセルと義理の娘Susanとの近親相姦も
取り上げられているだけでなく、この伝記の前に出されたCaroline
Mooreheadのラッセル伝でも取り上げられていたDoraの恋人と
彼のボーイフレンド、孫娘Lucyの焼身自殺、Schoemanの政治社会的
動きをも更に深く掘り下げている。

こうサラッと書いただけでも、寝耳に水だと感じられるのではないだろうか。
そこで、後半から訳していた。前半を訳してくれるという奇特な方が出て
くるのを内心期待しながら。

残念ながら、今のところ、一人孤独に進むしかないようだ。
3月にはこの本の要約を発表するので、前半の翻訳も始めることに。
こうした機会を作らないと、ノルマや期限を押しつけられないと駄目人間
なのを痛感するこの3ヶ月間だった。

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画像は、左から『ヴァージニア・ウルフ伝』、
Ray Monkの『ラッセル伝』の上巻、そして下巻。
それぞれ、約800頁, 約600頁、約500頁。
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by ars_marloowe_june | 2007-01-17 04:27 | 翻訳